【自分で出来る】突然の車内で嘔吐、落ち着いて対処したら大丈夫!
突然の嘔吐!でも焦らないでね!
ドライブ中の突然の嘔吐、どうしたらいいの?
休日ドライブの途中に突然の嘔吐。
スーパーママでも連休明けにはこの様なお問い合わせが殺到することが多々あります。
【嘔吐をした時の対処方法】
について記載していきたいと思います。
但し、以下の説明はあくまでも応急処置的な内容ですので、完全にニオイや汚れが取れるわけではありません。
というのも、我々プロでも嘔吐のニオイや汚れは非常に気を遣う難しい作業なのです。
素人様がやってみて嫌なニオイや汚れが取れたらラッキーーーッ!と言った感じです。
ではでは、簡易的なシートクリーニング洗浄方法に行ってみましょう。
とにかく最初の嘔吐の処理を落ち着いて迅速に
さて、サービスエリアに入ったことろで、まず当たり前のことですが嘔吐物の処理から始めましょう。
とにかく吐瀉物をシートから除去します。
出来るならば一分一秒出も早く処理できることが望ましいです。
(そりゃ強烈なニオイに耐えれませんよね)
たまに数日間に渡って嘔吐物をそのままのお客様がいらっしゃいますが・・・。
これは最悪のケースになりかねません!
胃液は非常に強力な酸性です。
この初期対応が非常に遅くなってしまうと、最悪シートが変色する可能性があるので要注意です。
放置する時間が長くなると嘔吐物がシートにしみ込んで行き、ニオイの元の汚れを除去するのが大変になります。
嘔吐した個所を拭いて叩くこと、しかも徹底的に!
では、その次に何をしたらいいのでしょうか?
【座席の箇所を徹底的に拭き取る】ことだけです。
とにかく何度も何度もタオルを交換して何度も拭きます。
新聞紙でもOK、コピー用紙でもOK、吸収する性質のものであれば何でもOKです!
次に水を使って汚れを拭き上げていきましょう。
この時に注意しなければならないのが、座席をより一層キレイに汚れを拭き取ろうとして、水を大量にかけてしまう事です。
水を大量にかけてしまうと汚れを拡散させてしまい、かえって逆効果になってしまうことがあります!!!
このように、逆効果になってしまうお客様を非常に多く見受けられます。
ですので、もし水を使用する際には、とにかく分量に注意してください。
座席に水をかけて拭く場合は少量の水(コップ1杯分ぐらい)を徐々にかけて、素早く拭きあげていく事が大切です。
高速道路のサービスエリアでできる応急処置はこれぐらいで十分かと思います。
シュシュッっとファブリーズも、でも使い過ぎは厳禁!
簡易的なシートクリーニング洗浄の第2弾【帰宅編】です。
まず、ニオイの残っている座席にはファブリーズと言った消臭スプレーの使用も効果がるかもしれません。
最近のファブリーズと言った消臭スプレーは非常によくできており、場合によってはニオイをかなり消臭してくれるケースもあります。
しかし!
ここで要注意です!
ファブリーズ等々のシュシュッ!を使い過ぎはかえって逆効果になります!
ニオイをシートや車内に固着してしまうケースが発生してしまいます!
固着と言いましょうか・・・ニオイを上から被ってしまうようなイメージして頂いてもいいかと思います。
噴霧して数分間はいい香りがしますが、数分後には元のニオイが残ってしまいます。
そして、もう一度シュシュッと噴霧、また数分後には悪臭が上がってくる・・・。
この悪循環が延々と続いてしまい、必要以上のファブリーズを使ってしまいます。
ファブリーズを数回使用して効果が見られなかったら、即座に使用を中止して下さい。
あくまでも応急処置程度に思ってください。
事実、我々が車内クリーニングをしてもニオイが全く取れない事がたまにあります。
お客様に話をお伺いしますと・・・。
ファブリーズ丸ごと2本を使い切ってしまいました・・・と言った返事があった事もあります。
詳しくはコチラをご覧下さい!
重曹水を使用するのはNGと思って下さい
ちなみに、座席表面に重曹を溶かしたスプレーを使用する方法もありますが、出来れば使用しないで下さい!
こちらに掲載しておりますので一度ご参考になさって下さい!クリック!
重曹は弱アルカリ性なので、胃酸に反応する事もあります。
ですので、全く効果が無いわけでもないのです。
もし重曹を使うのであれば適量で大量に使うのは厳禁!
重曹は一見すると水に溶けているように見えますが、実は水に溶けていません。
座席表面に大量に重曹を使うとシートの目地の中に入り込んでしまいます。
こうなってしまうと、素人様の手では対処しようがありません。
最悪の場合、コチラの様なシートに重曹が入り込んでシミ汚れになってしまうケースも多々発生していますのでご注意を!
こういう時は市販のマジックリンのスプレーを使用!
重曹を使わずに中和させる方法として有効なのが【マジックリン】といったアルカリ性の洗剤です。
そのまま使うと濃いかと思いますので、2~3倍に希釈して使用するのがイイかと思います。
マジックリンも重曹と同じく【アルカリ性】の液体です。
しかもマジックリンは非常に安全性の高い洗剤です。
重曹の様にシートにシミが残ってしまう事もありません。
この希釈したマジックリンを適量噴霧します。
そしてタオルで叩く様に拭き上げていきます。
この作業を数回繰り返してください。
酸性の嘔吐物をアルカリ性で中和する事で嫌なニオイを消していく、と言った感じです。
この時もマジックリンの使い過ぎには注意してください!!!
簡易方法で嘔吐のニオイや汚れは取れましたか?
もし、ニオイも汚れも取れればラッキーッ、と思って頂いても大丈夫です。しかもかなりの幸運かと思います。
しかし、ここまで頑張っても、嘔吐の嫌なニオイや汚れが座席に残っているようであれば残念な結果です・・・。
ニオイも汚れも落ちてなかったら・・・もうプロに頼むしか方法はないかと思います・・・スミマセン諦めて下さい。
(嘔吐汚れはこういう感じでなかなか取れないモノなんです、スミマセン!)
そうなんです、嘔吐の処理は本当に難しいモノなのです・・・。
この記事の記者:スーパーママセンター代表 じゃいあんたまき こと 玉置正克
スーパーママセンターの2代目。2005年頃WEB事業を始め、当時はビルメンテナンス業界では非常に珍しがられる。当初から自社のホームページ作成に始まりデザインからメンテナンス、 SEO対策にサーバー運営等々・・・1から100まで全て自分自身で行っている。【いかにお金をかけずにWEBサイトを運営できるか】をテーマにして実践している。
また、車内クリーニングでは独自の理論に基づいて新しい洗浄方法を考案。従来のシート洗浄から想像もつかない新しいノウハウを構築し実践する為に顧客からの信頼も非常に厚い。